問17 2011年1月基礎
問17 問題文
個人向け国債固定3年に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
個人向け国債固定3年の購入単位は10,000円であり,1月,4月,7月,10月の年4回,定期発行される。
2)
個人向け国債固定3年の利率は,基準金利から0.05%を控除して決められるが,その下限は0.05%である。
3)
個人向け国債固定3年は,保有者の死亡等による一定の事由に該当する場合を除き,第4期の利子の支払日の前日まで,中途換金することができない。
4)
個人向け国債固定3年は,「社債,株式等の振替に関する法律」に基づき,ペーパーレスで発行される国債であり,国債証券は発行されない。
問17 解答・解説
個人向け国債固定3年に関する問題です。
1)は、不適切。個人向け国債固定3年は毎月発行です。固定5年と変動10年は、1月,4月,7月,10月の年4回発行です。
2)は、不適切。固定3年の利率=基準金利−0.03%で、利率の下限は0.05%です。
3)は、不適切。固定3年の中途換金は、第2期利子支払日(発行から1年)以降可能です。(保有者の死亡等の場合は上記支払日前でも可能)
4)
は、適切。国債はペーパーレスで発行され、紙の証券としては発行されません。
(固定3年に限らず、固定5年・変動10年も同様。)
※個人向け国債は、平成22年から新たに固定3年ものが追加され、3種類となりました。
3年・・・固定金利(基準金利−0.03%)、中途換金は第2期利子支払日以降、毎月発行
5年・・・固定金利(基準金利−0.05%)、中途換金は第4期利子支払日以降、年4回発行
10年・・・変動金利(基準金利−0.80%)、中途換金は第2期利子支払日以降、年4回発行
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