問20 2020年9月実技(資産設計)
問20 問題文
清さんは大学を卒業して現在の会社に就職し、継続して厚生年金保険に加入している。下記<資料>に基づき、清さんが受け取ることができる老齢厚生年金の報酬比例部分の額として、正しいものはどれか。
<資料>
[清さんの厚生年金保険加入歴]
[老齢厚生年金の報酬比例部分=【1】+【2】]
【1】2003年3月以前の被保険者期間分
平均標準報酬月額×7.125/1000×2003年3月以前の被保険者期間の月数
【2】2003年4月以後の被保険者期間分
平均標準報酬額×5.481/1000×2003年4月以後の被保険者期間の月数
※年金額の計算に当たっては、計算過程および解答ともに円未満を四捨五入するものとする。
※老齢厚生年金の繰上げ受給および繰下げ受給は行わないものとする。
※上記以外に、厚生年金保険被保険者期間はないものとする。
問20 解答・解説
老齢厚生年金の支給額に関する問題です。
老齢厚生年金の報酬比例部分の年金額は、以下の式で計算します。
報酬比例部分=(平均標準報酬月額×乗率×2003年3月までの被保険者期間の月数+平均標準報酬額×乗率×2003年4月以後の被保険者期間の月数)
問題にあるように、清さんの2003年3月までの平均標準報酬月額30万円・被保険者月数180月で、2003年4月以降の平均標準報酬額50万円・被保険者月数327月です。
=300,000円×7.125/1000×180月+500,000円×5.481/1000×327月
=384,750円+896,144円 ←円未満四捨五入
=1,280,894円
以上により正解は、3. 1,280,894円
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