問13 2022年5月基礎
問13 問題文
自動車損害賠償責任保険(以下、「自賠責保険」という)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1) 原動機付自転車(原付)は、自動車損害賠償保障法に基づき、自賠責保険の契約が締結されているものでなければ、運行の用に供してはならない。
2) 自賠責保険の保険料は、車種や保険期間に応じて定められており、加入する損害保険会社、運転者の年齢、走行距離等による差異はない。
3) 自賠責保険では、加害者の過失割合が7割未満である場合、重過失減額制度により、原則として、自賠責保険により支払われるべき保険金等が加害者の過失割合に応じて減額される。
4) 自賠責保険における被害者1人当たりの保険金の支払限度額は、死亡の場合で3,000万円、傷害の場合で120万円、後遺障害の場合は障害の程度に応じて75万円から最高4,000万円である。
問13 解答・解説
自賠責保険に関する問題です。
1) は、適切。自賠責保険は、人身事故を補償対象とする、加入義務がある強制保険で、加入なしに運行することはできません(2輪車や原付含む)。
2) は、適切。自賠責保険の保険料は、一部の離島などを除いて、取り扱う保険会社や共済組合、運転者の範囲・年齢、自動車の走行距離に関わらず同一ですが、保険対象とする自動車の車種や保険期間によって異なります。
3) は、不適切。自賠責保険や自動車損害賠償保障事業では、被害者に重大な過失があった(過失割合7割以上)には、被害者の過失割合に応じて、損害賠償として支払われる保険金や、損害てん補額が減額されます。
4) は、適切。自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)で支払われる保険金の支払限度額(被害者1人当たり)は、死亡の場合で3,000万円、傷害の場合は120万円、後遺障害の場合は75万円から4,000万円です。
よって正解は、3
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