問1 2009年9月基礎

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

ファイナンシャル・プランニングを行ううえでの倫理および関連法規に関する次の記述のうち,適切なものはいくつあるか。

(a) 税理士資格を有しないファイナンシャル・プランナーが,顧客の求めに応じて個別具体的な税務相談に応じる行為は,その税務相談が無償によるものであれば税理士法に抵触しないが,有償によるものであれば税理士法に抵触する。

(b) 保険募集人としての登録を受けていないファイナンシャル・プランナーが,保険の募集や勧誘を行うことは保険業法により禁止されるが,保険の募集・勧誘目的ではなく,単に商品の一般的な説明を行うことは禁止されず,保険業法に抵触しない。

(c) A県とB県に事務所を有するファイナンシャル・プランナーが,ファイナンシャル・プランニング業務とあわせて,両県で宅地および建物等の売買・賃貸借等の不動産に係る仲介業務を行う場合,宅地建物取引業者として事務所管轄の都道府県知事の免許をそれぞれ受けなければならない。

1) 適切なものはない
2) 1つ
3) 2つ
4) 3つ

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問1 解答・解説


(a)は解説不要ですよね。税理士資格をもってないFPは、有償無償を問わず、個別具体的な税務相談はできません。

(b)は、保険募集人と保険の募集・勧誘についての問題。問題文のとおり、保険募集人でないFPでも商品の一般的な説明は可能です。

(C)が曲者。宅建を受けたことがある人は分かるかも、という問題。実は、宅地建物取引業の免許は、2以上の都道府県に事務所を設置して営業する場合は、国土交通大臣の免許を受ける必要があります(都道府県知事の免許は、1つの都道府県で営業する場合)。

っということで、適切な問題文は(b)のみなので、解答は2)。
普段引越し時に不動産屋さんのHPやチラシを見るときに、「宅地建物取引業者免許:東京都知事(1)」とか書いてあるのを覚えてたりすると、逆に間違ってしまうかもしれないですね。

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