問8 2009年9月基礎
問8 問題文
企業年金・個人年金等に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
国民年金の第1号被保険者がその老後の年金を補填するものとして,確定給付型の国民年金基金と確定拠出年金の個人型年金があるが,これらは同時に加入することができない。
2)
厚生年金基金の設立事業所の事業主は,確定拠出年金の企業型年金を導入することはできない。
3)
国民年金の第1号被保険者が地域型国民年金基金に加入した場合,その者は,国民年金の付加年金の保険料を納付することはできない。
4)
農業者年金基金に加入している国民年金の第1号被保険者は,国民年金の付加年金の保険料を納付することはできない。
問8 解答・解説
企業年金・個人年金に関する問題です。
1)については、国民年金基金と個人型の確定拠出年金は、同時加入が可能です。
2)については、厚生年金基金がある会社でも企業型の確定拠出年金を導入することは可能です。
4)については、農業者年金基金の加入者は、国民年金の付加年金保険料400円を納付しなければなりません。
よって、正解は3)。国民年金基金に加入した場合、その1口目は国民年金の付加年金保険料を含んでいるため、2重に払うことは出来ません。
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