問17 2010年9月基礎

問17 問題文と解答・解説

問17 問題文

景気動向指数に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1) 景気動向指数には,景気変動の大きさやテンポ(量感)を測るためのコンポジット・インデックス(C I)と,景気の各経済部門への波及の度合い(波及度)を測るためのディフュージョン・インデックス(D I)とがある。

2) 一般に,一致C Iが上昇しているときは景気の拡張局面,低下しているときは後退局面であり,一致C Iの動きと景気の転換点は,おおむね一致する。

3) D Iは採用系列のうち改善している指標の割合のことで,一致D Iは,景気拡張局面では50%を上回り,後退局面では下回る傾向がある。

4) 景気の山とは,一致C Iが2四半期連続で上昇した場合,景気の谷とは,一致C Iが2四半期連続で低下した場合,とそれぞれ定められている。

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問17 解答・解説

景気動向指数に関する問題です。

1)は、適切。景気動向指数にはCIとDIがあり、CIが景気変動の大きさやテンポ(量感)を示し、DIは景気の各経済部門への波及の度合い(波及度)を示します。

2)は、適切。一致CI上昇=景気拡張、低下=景気後退であり、一致CIの動きと景気の転換点は、おおむね一致します。

3)は、適切。DIは採用系列のうち改善している指標の割合のことで、一致DIは、景気拡張局面では50%を上回り、後退局面では下回る傾向があります。

4) は、不適切。CIによる景気の山・谷判断は、単に連続上昇・低下で判断するのではなく、3ヶ月と7ヶ月の後方移動平均で判断します。

問16                       問18
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