問18 2010年9月基礎
問18 問題文
投資信託の運用スタイルに関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
パッシブ運用は,投資評価の基準となるベンチマークの収益率よりも高い収益率を目指す運用スタイルである。
2)
バリュー投資は,PERやPBR等の指標や配当割引モデル等から見た株価の割安性に着目して,銘柄選択を行う運用スタイルである。
3)
アクティブ運用は,投資評価の基準となるベンチマークに連動することを目指す運用スタイルである。
4)
グロース投資は,企業等の成長性に着目して銘柄選択を行う運用スタイルであり,低PERで高配当銘柄のポートフォリオになることが多い。
問18 解答・解説
投資信託の運用スタイルに関する問題です。
1)
は、不適切。パッシブ運用は、投資評価の基準となるベンチマークの収益率に連動した収益率を目指す運用スタイルです。
2)
は、適切。バリュー投資は、PERやPBR等の指標や配当割引モデル等から見た株価の割安性に着目して、銘柄選択を行う運用スタイルです。
3)
は、不適切。アクティブ運用は、投資評価の基準となるベンチマークの収益率よりも高い収益率を目指す運用スタイルです。
4)
は、不適切。グロース投資は、企業等の成長性に着目して銘柄選択を行う運用スタイルですが、高PER(高い株価収益率)で低配当銘柄のポートフォリオになることが多いです。
つまり、事業の収益に対して今の株価が高く、その収益を配当に回さず事業に再投資しており、今後の成長性が高いと見られている場合が多い、ということですね。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP講座(キーワード検索欄で「1級」と検索) ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●1級FP技能士(学科試験対策)のWEB講座 ⇒ 1級FP技能士資格対策講座(資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】