問14 2011年9月基礎
問14 問題文
地震保険の一般的な取扱いに関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
地震保険を付帯することができる火災保険の契約を締結するときに,地震保険の付帯を希望する場合,契約者は申込書の地震保険確認欄に押印する必要がある。
2)
長期契約の火災保険に地震保険を付帯する場合,地震保険の保険期間は,1年を超える期間とすることができない。
3)
地震保険の保険金額は,火災保険の保険金額の30%〜50%までの範囲内で定め,建物では50,000千円,家財では10,000千円が上限とされている。
4)
地震保険の保険料の割引制度には,免震建築物割引,耐震等級割引,耐震診断割引,建築年割引があり,これらは重複して適用することができる。
問14 解答・解説
地震保険に関する問題です。
1)
は、不適切。地震保険は、単独では加入できず、火災保険等に付帯して加入する必要がありますが、付帯を希望しない場合には、申込書の地震保険確認欄に押印する必要があります(希望する場合は不要)。
2)
は、不適切。火災保険の契約期間が1年を超える場合、地震保険を1年間ずつ自動的に継続する方法や最高5年までの長期契約を組み合わせることで、火災保険の保険期間に合わせて契約できます(地震保険の契約期間は最長5年)。
3)
は、適切。地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内(建物は上限5,000万円、家財は上限1,000万円)で、加入者が自由に設定できます。
4)
は、不適切。地震保険の保険料は、建物の免震・耐震性能に応じて、免震建築物割引や耐震等級割引等の割引制度がありますが、重複適用はできません。
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