問17 2011年9月基礎
問17 問題文
個人投資家に交付される投資信託の目論見書と運用報告書に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
目論見書は,運用会社(委託会社)が作成し,原則として,販売会社を通じて投資家へ交付される。
2)
目論見書には,投資家に交付しなければならない交付目論見書と,投資家から請求があった際に交付される請求目論見書がある。
3)
運用報告書は,運用成績,運用経過,今後の運用方針などについて記載されたもので,原則として,決算期ごとに作成・交付される。
4)
運用報告書は,決算期間が6カ月未満のものについては,6カ月に一度,作成・交付されるが,MMFとMRFについては,作成・交付の義務が免除されている。
問17 解答・解説
投資信託の目論見書と運用報告書に関する問題です。
1)
は、適切。投信の目論見書・運用報告書は、運用会社(委託会社)が作成し、販売会社を通じて投資家へ交付されます。
2)
は、適切。目論見書のうち、交付目論見書は投資家に必ず交付されますが、請求目論見書は投資家から請求があった際に交付されます。
交付目論見書には、ファンドの仕組みや投資方針といった投資判断にあたって必要かつ重要なものが記載され、請求目論見書には、ファンドの沿革や経理状況等の詳細情報が記載されます。
3)
は、適切。投信の運用報告書は、運用成績・運用経過・今後の運用方針などについて記載され、決算期ごとに作成・交付されます。
4)
は、不適切。投信の運用報告書は、決算期間が6ヶ月未満のもの(毎月分配型等)は6ヶ月ごとに作成・交付されますが、ETFとMRFは作成・交付の義務が免除されています(MMFは年1回作成・交付)。
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