問17 2013年9月基礎

問17 問題文と解答・解説

問17 問題文

以下の表のとおり3回に分けて同一銘柄の公募追加型株式投資信託を購入した場合において,第3回目の購入後に初めて収益分配金が支払われた後の個別元本として,次のうち最も適切なものはどれか。なお,収益分配金落ち前の基準価額(1万口当たり)は10,400円とし,手数料や税金等は考慮しないものとする。

第1回目購入:購入口数200万口、基準価額10,000円
第2回目購入:購入口数200万口、基準価額 9,900円
第3回目購入:購入口数100万口、基準価額10,200円
収益分配金 :300円(1万口当たり)

1) 9,950円

2) 10,000円

3) 10,050円

4) 10,100円

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問17 解答・解説

投資信託における収益分配金・個別元本 に関する問題です。
基準価額、個別元本、収益分配金の関係は覚えておきたいところですね。

まず第1回目の購入金額は、基準価額10,000円を200万口なので、10,000×200万=200億円
次に第2回目の購入金額は、9,900×200万=198億円
第3回目の購入金額は、10,200×100万=102億円
よって、3回の購入で合計500億円=200億円+198億円+102億円 を500万口持っていることになります。
よって、分配前の個別元本は、500億円÷500万口=10,000円

ここで、「分配後の基準価額>分配前の個別元本」の場合、「分配後の個別元本=分配前の個別元本」となります。
反対に「分配後の基準価額<分配前の個別元本」の場合、「分配後の個別元本=分配前の個別元本−特別分配金(非課税)」となります。
※特別分配金=分配前の個別元本−分配後の基準価額

問題文の数字を当てはめると、
分配後の基準価額=収益分配金支払前の基準価額−収益分配金
=10,400円−300円=10,100円 > 10,000円(分配前の個別元本)
よって、分配後の基準価額>分配前の個別元本のため、分配後の個別元本は10,000円。
よって、正解は2)。

問16                問18

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