第1問 2013年9月応用
第1問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問に答えなさい。
《設例》
個人事業主であるAさん(51歳)は,妻Bさん(50歳)と長女Cさん(23歳)の3人家族である。Aさんは,現在失業中の長女Cさんが,Cさん自身の国民年金保険料について若年者納付猶予制度の利用を検討していることを知り,当該制度について理解したいと考えている。
また,Aさんは,Aさん自身が死亡した場合に遺族が受給できる公的年金制度からの遺族給付についても知りたいと思っている。
そこで,Aさんは,ファイナンシャル・プランナーに相談することにした。なお,Aさんに関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
〈Aさんの家族構成と公的年金の加入歴等〉
Aさん(本人) :昭和37年5月20日生まれ
:厚生年金保険の加入歴
・昭和60年4月〜平成15年9月(222月)
:国民年金の加入歴
・平成15年10月から引き続き第1号被保険者として,定額保険料および付加保険料を納付している。
・昭和57年5月から昭和60年3月までの大学生であった期間は,任意加入していない。
:60歳まで,国民年金の定額保険料および付加保険料を納付する予定である。
Bさん(妻) :昭和37年10月8日生まれ
:厚生年金保険の加入歴
・昭和56年4月〜昭和63年9月(90月,基金の加入歴なし)
:国民年金の加入歴
・昭和63年10月〜平成15年9月(第3号被保険者期間180月)
・平成15年10月から引き続き第1号被保険者として,定額保険料および付加保険料を納付している。
:60歳まで,国民年金の定額保険料および付加保険料を納付する予定である。
:現在および将来も,Aさんと同居し,生計維持関係にあるものとする。
Cさん(長女) :平成元年12月18日生まれ
:現在,無職(失業中)である。
:厚生年金保険の加入歴
・平成20年4月〜平成25年7月(64月)
:国民年金の加入歴
・平成25年8月から引き続き第1号被保険者である。
:現在,Aさんと同居し,生計維持関係にある。
※AさんおよびAさんの家族は,現在および将来も,公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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