第1問 2014年1月応用

第1問 問題文と解答・解説

第1問 問題文

次の設例に基づいて,下記の各問に答えなさい。

《設例》
]株式会社(以下,「]社」という)に勤務するAさん(61歳)は,妻Bさん(60歳)および実母Cさん(83歳)との3人暮らしである。Aさんは,満60歳でX社を定年退職したが,継続雇用制度を利用して,定年退職後もX社に勤務している。
Aさんは,65歳前にX社を退職することを検討しており,退職後の公的年金制度からの給付額について知りたいと思っている。また,Aさんは,妻Bさんが病気で約1カ月間入院することになったため,これを機に,健康保険の高額療養費制度,および実母Cさんが加入している後期高齢者医療制度について理解を深めたいと思っている。
そこで,Aさんは,ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。なお,Aさんの家族構成と公的年金の加入歴等に関する資料は,以下のとおりである。

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第1問 資料

〈Aさんの家族構成と公的年金の加入歴等〉
Aさん(本人) :昭和27年7月3日生まれ
:厚生年金保険の加入歴
・昭和46年4月1日から引き続き被保険者である。
:全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者である。
・現在の標準報酬月額は28万円である。

Bさん(妻) :昭和28年4月8日生まれ
:厚生年金保険の加入歴
・昭和47年4月〜昭和51年9月(54月)
:国民年金の加入歴
・昭和51年10月から昭和61年3月までは,任意加入していない。
・昭和61年4月から60歳に達するまで第3号被保険者であった。

Cさん(実母) :昭和5年6月11日生まれ
:後期高齢者医療制度の被保険者である。
:収入は,公的年金(遺族厚生年金および老齢基礎年金)のみである。

※BさんおよびCさんは,Aさんと同居し,現在および将来においても,Aさんと生計維持関係にあるものとする。
※Aさん,BさんおよびCさんは,現在および将来においても,公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。

※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。

目次          問51

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