問1 2015年10月基礎

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

Aさん(40歳)は、60歳から70歳になるまでの10年間、毎年100万円の年金を受け取りたいと考えている。そのためには40歳から60歳になるまでの20年間に毎年、少なくともいくらずつ積み立てる必要があるか。下記の係数表を利用して算出した次の金額のうち、最も適切なものを選びなさい。なお、全期間の運用利回り(複利)は年3%、積立および取崩しは年1回行うものとし、計算結果は1,000円未満を切り上げること。また、手数料や税金等は考慮しないものとする。



1) 18万円

2) 27万7,000円

3) 31万8,000円

4) 42万7,000円

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問1 解答・解説

各種係数に関する問題です。

年利3.0%で複利運用しながら、10年間毎年100万円を取り崩すために、60歳時にいくら必要か?、を計算式に表すと、以下の通りです。
毎年受け取る年金額(取り崩す額)×年金現価係数=元金
年金現価係数は、元本を一定利率で複利運用しながら毎年一定額を取り崩す場合、現在の元本がいくら必要かを計算するときに使います。
よって、予定金額=100万円×8.5302(10年の年金現価係数)=853.02万円

次に、年利3.0%で複利運用しながら、20年間毎年○○円を積み立てると、60歳時に853.02万円となる、を計算式に表すと、以下の通りです。
毎年の積立額×年金終価係数=将来の積立額合計
年金終価係数は、一定期間一定の利率で毎年一定額を積み立てて複利運用したとき、将来いくらになるかを計算するときに使います。
よって、20年間毎年積み立てる金額×26.8704(20年の年金終価係数)=853.02万円
従って、20年間毎年積み立てる金額=853.02万円÷26.8704=31.745…≒31.8万円(1,000円未満切上げ)

以上により正解は、3) 31万8,000円

目次      問2

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