問18 2015年10月基礎

問18 問題文と解答・解説

問18 問題文

債券投資とイールドカーブに関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。

(a)残存期間の短い債券の利回りよりも残存期間の長い債券の利回りのほうが低く、イールドカーブが右下がりの曲線となる状態を、逆イールドという。

(b)残存期間の短い債券の利回りよりも残存期間の長い債券の利回りのほうが高い状態のとき、両者の差が縮小することを、イールドカーブのスティープ化という。

(c)残存期間の短い債券の利回りよりも残存期間の長い債券の利回りのほうが高い状態のとき、両者の差が拡大することを、イールドカーブのフラット化という。

1) 1つ

2) 2つ

3) 3つ

4) 0(なし)

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問18 解答・解説

債券投資とイールドカーブに関する問題です。
イールドカーブとは、残存年数の異なる金利を線で結んでグラフにしたもの(縦軸:金利、横軸:期間)で、右上がりの曲線を順イールド、右下がりの曲線を逆イールドといいます。

(a)は、適切。残存期間の短い債券より長い債券の利回りが低いとき、期間が長いほど金利が低くなるわけですから、イールドカーブは右下がりの曲線=逆イールドとなります。

(b)は、不適切。残存期間の短い債券より長い債券の利回りが高いとき、期間が長いほど金利が高くなるわけですから、イールドカーブは右上がりの曲線=順イールドとなります。
イールドカーブのスティープ化とは、残存期間の短い債券と長い債券の利回りの差が大きくなり、期間が長くなると利回りが急に高くなることでイールドカーブが急な傾きの曲線となることです(残存期間が異なる債券の利回り差の縮小はフラット化)。

(c)は、不適切。残存期間の短い債券と長い債券の利回りの差が小さくなると、期間が長くても金利が余り高くならないわけですから、イールドカーブは緩やかな傾きの曲線=フラット化します(残存期間が異なる債券の利回り差の拡大はスティープ化)。

以上により正解は、1) 1つ

問17      問19

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