第1問 2016年1月応用
第1問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問に答えなさい。
《設例》
X株式会社(以下、「X社」という)に勤務するAさん(39歳)は、妻Bさん(42歳)との2人家族である。今年40歳を迎えるAさんは、介護保険料の負担が生じることを知り、公的介護保険について教えてほしいと思っている。
また、Aさんは、昨年同僚が病気により長期入院したことから、今後自分が疾病にかかり休職したときの健康保険からの給付や死亡したときの公的年金制度からの遺族給付についても知りたいと思っている。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
Aさんに関する資料は、以下のとおりである。
第1問 資料
〈Aさんの家族構成と社会保険の加入歴等〉
Aさん(本人) :昭和51年3月5日生まれ
:公的年金の加入歴
平成8年3月から平成10年3月までの大学生であった期間は、国民年金に第1号被保険者として加入し、国民年金保険料を納付している。
平成10年4月から現在に至るまで厚生年金保険の被保険者である。
:全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者である。
Bさん(妻) :昭和48年10月15日生まれ
:公的年金の加入歴
平成5年10月から平成8年3月までの大学生であった期間は、国民年金に第1号被保険者として加入し、国民年金保険料を納付している。
平成8年4月から平成20年8月まで厚生年金保険の被保険者である。
平成20年9月から現在に至るまで国民年金の第3号被保険者である。
※妻Bさんは、Aさんと同居し、現在および将来においても、Aさんと生計維持関係にあるものとする。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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