問10 2018年1月基礎
問10 問題文
保険法に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
(a) 保険法は、保険契約と同等の内容を有する共済契約についても適用対象となる。
(b) 保険契約者または被保険者になる者は、生命保険契約の締結に際し、保険事故の発生の可能性に関する重要な事項について、自発的に判断して保険者に対して申告しなければならないとされている。
(c) 保険金受取人が保険金を請求する権利および保険契約者が保険料の返還を請求する権利は、時効により5年で消滅するとされている。
(d) 保険金受取人は、保険契約者と信頼関係が損なわれるような重大な事由が生じた場合や親族関係が終了した場合に、保険契約者に対し、その保険契約を解除することを請求することができるとされている。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問10 解答・解説
保険法に関する問題です。
(a) は、適切。保険法は、生命保険や損害保険だけでなく、傷害疾病保険(がん保険など)や共済契約(JA共済等)にも適用されます。
(b) は、不適切。保険法により、契約締結時の告知義務が質問応答義務であることが明示され、保険金支払に関わる告知事項(持病の有無や病歴など)について、ウソをついてはいけません(事実を告知する)、とされています。
ウソがまかり通れば保険金詐欺がやり放題ですもんね。
(c) は、不適切。保険法により、保険金請求権や保険料返還請求権の時効は、権利発生日の翌日から起算して3年です。
(d) は、不適切。保険法により、被保険者は、保険契約者との信頼関係が損なわれるような重大事由が生じた場合や親族関係が終了した場合に、保険契約者に対し保険契約の解除を請求できます。
保険金の受取人ではなく、保険をかけられた人=被保険者に契約解除の請求権があるわけです。
よって正解は、1)
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