問18 2018年1月基礎
問18 問題文
ETF(Exchange Traded Fund)およびETN(Exchange Traded Note)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1) ETFは、取引所の立会時間中、成行注文や指値注文による売買が可能である。
2) ETFは、現物取引による売買に限られており、信用取引による売買はできない。
3) ETNは、発行体となる金融機関がその信用力をもとに、価格が特定の指標に連動することを保証する債券である。
4) ETNは、発行体である金融機関の倒産や財務状況の悪化等の影響により、価格が下落または無価値となる可能性がある。
問18 解答・解説
ETF・ETNに関する問題です。
1) は、適切。ETF(上場投資信託)は、証券取引所に上場された投資信託で、通常の株式と同様に、指値注文や成行注文、信用取引が可能です。
2) は、不適切。ETF(上場投資信託)は、通常の株式と同様に、指値注文や成行注文、信用取引が可能です。
3) は、適切。ETN(上場投資証券・指標連動証券)は、ETFと同様に、株価指数や商品価格等の指標に連動する商品ですが、発行体となる金融機関がその信用力をもとに、価格が特定の指標に連動することを保証する債券です。このため、ETFのように証券に対する裏付資産を持たず、指標とのずれ(トラッキングエラー)も発生しません。
4) は、適切。ETNは、現物の裏付資産を持たず、発行体である金融機関の信用力をもとに指標に連動することを保証する債券であるため、発行体である金融機関の倒産や財務状況の悪化等の影響により、ETNの価格が下落したり無価値となる可能性があります。
よって正解は、2)
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