問12 2019年1月実技(資産設計)

問12 問題文と解答・解説

問12 問題文

公介さんは、住宅ローンの繰上げ返済を検討しており、FPの関根さんに相談をした。公介さんが下記<条件>で返済額軽減型の繰上げ返済を行った後の毎月の返済額(元利合計)を計算し、解答欄に記入しなさい。なお、計算に当たっては、下記の係数表の数値を乗算で使用し、円未満を切り上げること。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。

<条件>
借入金利:全期間固定金利 年3.50%
残存期間:12年間
返済方法:元利均等返済・毎月返済のみ(ボーナス返済なし)
繰上げ返済直前の借入残高:13,110,000円
繰上げ返済額:5,000,000円

<係数表(1ヵ月用・利率(年率)3.50%・期間12年)>
[終価係数]  :1.5210314
[減債基金係数]:0.0055979
[現価係数]  :0.6574486
[年金現価係数]:117.4461933
[年金終価係数]:178.6393533
[資本回収係数]:0.0085145
※係数表の数値は正しいものとする。

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問12 解答・解説

各種係数に関する問題です。

借入残高が1,311万円で、500万円を繰上げ返済するわけですから、
繰上げ返済後の借入残高=1,311万円−500万円=811万円

住宅ローンの一部繰上げ返済方法のうち、「返済額軽減型」は、返済期間はそのままに、毎月の返済額を軽減させる方法です。
よって、811万円を借り入れて、12年間年利3.50%で元利均等返済するということになり、元金811万円を年利3.50%で複利運用しながら、毎年一定額を12年間取り崩す、ということといえます。
これを計算式に表すと、元金(借入金)×資本回収係数=毎年受け取る年金額(返済額)

資本回収係数は、元本を一定利率で複利運用しながら毎年一定額を取り崩す場合、毎年いくら受け取れるかを計算するときに使います。

よって、811万円×0.0085145=6.9052595万円
⇒69,053円(円未満四捨五入)

以上により正解は、69,053(円)

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