問11 2019年9月基礎
問11 問題文
次の保険のうち、わが国の少額短期保険業者が原則として引き受けることができないもの(経過措置を除く)はどれか。
1) 疾病を原因とする死亡・重度障害の保険金額が500万円、保険期間が1年の定期保険
2) 傷害を原因とする死亡・重度障害の保険金額が300万円、保険期間が2年の傷害保険
3) 疾病・傷害を原因とする入院給付金等の総額が80万円、保険期間が1年の医療保険
4) 保険金額が1,000万円、保険期間が2年の火災保険
問11 解答・解説
少額短期保険に関する問題です。
1) は、引き受けできない保険商品です。少額短期保険の保険金額の上限は、死亡・重度障害の場合、疾病:300万円以下とされているため、疾病を原因とする死亡・重度障害の保険金額500万円の定期保険は引き受けできません。
2) は、引き受け可能な保険商品です。少額短期保険の保険期間は、損害保険は2年が上限で、保険金額の上限は、死亡・重度障害の場合、傷害:600万円以下とされているため、傷害を原因とする死亡・重度障害の保険金額が300万円、保険期間が2年の傷害保険は引き受け可能です。
3) は、引き受け可能な保険商品です。少額短期保険の保険期間は、生命保険・医療保険は1年が上限で、保険金額の上限は、疾病・障害による入院給付金等:80万円以下とされているため、疾病・傷害を原因とする入院給付金等の総額が80万円、保険期間が1年の医療保険は引き受け可能です。
4) は、引き受け可能な保険商品です。少額短期保険の保険期間は、損害保険は2年が上限で、保険金額の上限は、損害保険の保険金額:1000万円以下とされているため、保険金額が1,000万円、保険期間が2年の火災保険は引き受け可能です。
よって正解は、1
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