問6 2021年1月基礎
問6 問題文
確定拠出年金の個人型年金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1) 厚生年金保険の被保険者のうち、20歳未満である者は、個人型年金に加入することができない。
2) 国民年金の第3号被保険者が個人型年金に加入する場合、掛金の拠出限度額は年額27万6,000円である。
3) 事業主は、使用する従業員の数が100人以下である場合に限り、個人型年金加入者である従業員の加入者掛金に上乗せして中小事業主掛金を拠出することができる。
4) 個人型年金加入者は、運用関連運営管理機関が提示した運用商品のなかから、3つ以上の運用商品を選択し、それぞれに充てる額を指図しなければならない。
問6 解答・解説
確定拠出年金に関する問題です。
1) は、不適切。確定拠出年金の個人型の対象者は、60歳未満の公的年金(国民年金・厚生年金・共済組合等)の加入者ですから、20歳未満でも厚生年金保険の被保険者であれば加入可能です。
2) は、適切。確定拠出年金の個人型は、専業主婦(夫)等の国民年金の第3号被保険者の拠出限度額は月額23,000円(年額276,000円)までです。
3) は、不適切。全事業所の従業員数が300人以下であれば、従業員の個人型確定拠出年金に事業主が上乗せして掛金を拠出可能です(イデコプラス)。
4) は、不適切。確定拠出年金の運営管理機関には、リスク・リターン特性の異なる3つ以上の運用商品を加入者に選定・提示する義務がありますが、加入者側が選択する数に義務はありません(1つの商品で運用することも可)。
よって正解は、2
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