問11 2009年9月基礎
問11 問題文
生命保険の契約手続や保険約款上の留意点に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
生命保険会社は,一定の保険契約の申込みを受けるにあたって,顧客のニーズと保険商品の内容が一致しているかを「意向確認書面」によって顧客に確認する手続をとることが義務づけられている。
2)
責任開始期(日)は,一般に,「申込み」,「告知・診査」,「第1回保険料(充当金)の払込み」,「保険会社の承諾」の順に手続が行われた場合には,「保険会社の承諾」の日となる。
3)
告知義務違反による契約の解除を行うにあたり,保険会社が解除の原因を知った時から1カ月以内に解除しなかった場合には,解除権が消滅することになる。
4)
一般に,約款上,詐欺によって契約が無効になると,保険金や給付金が支払われないほか,それまでに払い込んだ保険料も返還されない。
問11 解答・解説
保険の契約手続等に関する問題です。
多分、1)と4)は適切だとすぐ分かる人が多いと思います。
4)なんて、払ったお金が戻ってくるなら、ダメ元で詐欺をしようとする人が出てきますからね(笑
2)は、保険の開始時期についてですが、第1回保険料の支払日か、告知・診査の日のうちいずれか遅い方にさかのぼって保障開始となりますので、不適切。
3)は適切。告知義務違反での契約解除の際、契約日から2年を超えて保険契約が有効だった場合や、保険会社が解除の原因を知ってから1ヶ月以内に解除しなかった場合は、解除権は消滅
します。
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