問15 2009年9月基礎
問15 問題文
地震保険に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
地震保険の対象となる建物は,居住用建物に限られているため,店舗併用住宅の建物については,いっさい補償の対象外となる。
2)
地震保険の保険料は,建物の構造および所在地(都道府県)により異なり,保険料の割引制度として,建物の「免震建築物割引」や「耐震診断割引」等がある。
3)
地震保険の保険金額は,火災保険の保険金額の30%から50%までの範囲内で定め,建物では50,000千円,家財では10,000千円が限度額とされている。
4)
地震保険は,既加入の火災保険契約がある場合には,火災保険の保険期間内に中途で付帯することもできる。
問15 解答・解説
地震保険に関する問題です。
1)は、地震保険の対象は、「居住用建物」と「店舗併用住宅」ですので、不適切。もしこれが適切だと、商店街の八百屋さんや魚屋さんは地震保険に入れなくなっちゃいます。
2)は、適切。地震の多い地域と少ない地域、そして地震で崩れやすい建物と頑丈な建物とでは、その保険料が違って当然ですよね。
3)は、適切。地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%から50%まで、建物では50,000千円、家財では10,000千円が上限です。
4)は、適切。地震保険は途中から火災保険に追加できます。
1)の不自然さに気付けば、他の問題文の適否が分からなくても解答できる問題ですね。
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