問16 2009年9月基礎
問16 問題文
景気動向指数のC
I(コンポジット・インデックス)に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) C
Iは,複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成して作成される。
2) C
Iは,景気に敏感な諸指標を選定し,そのうち上昇(拡張)を示している指標の割合を示すものであり,主として景気転換点(景気の山・谷)の判定に用いる。
3)
C
Iには,景気に対し先行して動く先行指数と,遅れて動く遅行指数の2つの指数があり,先行指数は景気の現状把握に利用される一方,遅行指数は景気の動きを予知する目的で利用される。
4)
C
Iは,景気に敏感に反応するという観点から選ばれた指標の変化の方向を合成したもので,経済活動を網羅的に把握したものといえる。
問16 解答・解説
景気動向指数のCIに関する問題です。
同じく景気動向指数のDI(ディフュージョン・インデックス)との違いをしっかり覚えておきましょう。
1)は、適切。CIは複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成して作成されます。
2)の、「上昇(拡張)を示している指標の割合を示す」というのは、DIに関する説明ですので、不適切。
3)は、「先行指数は景気の現状把握に利用される」と「遅行指数は景気の動きを予知する」が不適切。先行指数が景気の動きを予知するために利用され、遅行指数は事後的な確認に利用されます(現状把握には一致指数が利用されます)。
4)
の、「変化の方向を合成したもの」はDIに関する説明ですので、不適切。
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