問34　2009年9月基礎

不動産価格の調査に関する次の記述のうち，最も適切なものはどれか。

1) 公示価格は，毎年１月１日を基準日として発表されるもので，相続税路線価を0.7で除すると当該公示価格の水準になる。

2) 公示価格は，毎年７月１日を基準日として発表されるもので，相続税路線価を0.8で除すると当該公示価格の水準になる。

3) 相続税路線価は，毎年１月１日を基準日として発表されるもので，公示価格に0.8を乗じたものが当該相続税路線価の水準である。

4) 相続税路線価は，毎年７月１日を基準日として発表されるもので，公示価格に0.7を乗じたものが当該相続税路線価の水準である。

不動産価格に関する問題です。

1) は、不適切。相続税路線価は公示価格の8割。ちなみに固定資産税評価額は公示価格の7割です。

2) は、不適切。公示価格の基準日は1月1日（国土交通省調査、3月末頃発表）。

3) は、適切。相続税路線価は1月1日を基準に7月頃発表され、公示価格の8割程度の水準。

4) は、不適切。3）の通り。7月1日を基準日とするのは、基準地標準価格（都道府県調査）。

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