問4 2010年9月基礎
問4 問題文
日本政策金融公庫の国民生活事業が取り扱う「新創業融資制度」に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
新創業融資制度の融資額は10,000千円以内で,担保・保証人は不要である。また,資金使途は,事業開始時または事業開始後に必要となる事業資金でなければならない。
2)
新創業融資制度の返済期間は,運転資金が5年以内,設備資金は7年以内であり,据置期間はそれぞれ6カ月以内とされている。
3)
事業開始前に新創業融資制度を利用する場合は,創業資金の3分の1以上の自己資金がなければならない。
4)
新創業融資制度の対象となる者の「創業の要件」は,新たに事業を始める者,または事業開始後3年を経過していない者とされている。
問4 解答・解説
日本政策金融公庫による融資に関する問題です。
1) は、適切。新創業融資制度の融資額は10,000千円以内で,担保・保証人は不要。資金の使い道は、事業開始時または事業開始後に必要となる事業資金である必要があります。
2) は、適切。返済期間は、運転資金が5年以内、設備資金は7年以内であり、据置期間はそれぞれ6カ月以内です。
3) は、適切。事業開始前に新創業融資制度を利用する場合は、創業資金の3分の1以上の自己資金が必要です。
4)
は不適切。新創業融資制度の対象者の「創業の要件」は、新たに事業を始める者、または事業開始後税務申告を2期終えていない者とされています。
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