問5 2010年9月基礎
問5 問題文
全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者である会社員のAさんは,隣町に一人で住んでいる実母Bさん(72歳)を被扶養者として届け出たいと考えている。
健康保険法上の被扶養者に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
Bさんが被扶養者として認定されるためには,Aさんと同居していなければならない。また,Bさん自身の年間収入が1,800千円未満で,かつ,Aさんの年間収入の2分の1未満でなければならない。
2)
Bさんが被扶養者として認定されるためには,Aさんと同居する必要はない。Bさん自身の年間収入が1,800千円未満で,かつ,Aさんからの援助による収入額より少なければ,原則として被扶養者として認定される。
3)
Bさんが被扶養者として認定されるためには,Aさんと同居していなければならない。また,Bさん自身の年間収入が2,400千円未満で,かつ,Aさんの年間収入の2分の1未満でなければならない。
4)
Bさんが被扶養者として認定されるためには,Aさんと同居する必要はない。Bさん自身の年間収入が2,400千円未満で,かつ,Aさんからの援助による収入額より少なければ,原則として被扶養者として認定される。
問5 解答・解説
健康保険の被扶養者に関する問題です。
健康保険の被扶養者となるためには、被扶養者の年収が130万円(障害者や60歳以上であれば180万円)未満である必要があります。
なおかつ、被保険者と同居の場合は、年収は被保険者の年収の2分の1未満である必要があり、同居していない場合は、年収は被保険者の援助額より少ない必要があります。
この条件に合致するのは2)ですので、正解は2)。
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