問26 2010年9月基礎
問26 問題文
居住者に係る所得税の課税に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1)
納税準備預金の利子については,預金の引き出された目的にかかわらず,所得税は課されない。
2)
勤務先である法人から市中金利より低い年0.1%の金利で借入れをしても,その借入れの目的が住宅の購入である場合は,市中金利との金利差による経済的利益に対して,所得税は課されない。
3)
リサイクルショップで,日常生活に使用していた家具や電化製品等(貴金属,骨董等ではない)を処分したことによる所得には,所得税は課されない。
4)
オープン型証券投資信託の特別分配金については,所得税は課されるが,普通分配金については,所得税は課されない。
問26 解答・解説
居住者に係る所得税の課税に関する問題です。
1)
は、不適切。納税準備預金の利子については非課税ですが、引出しは原則として納税にあてるときに限られ、納税目的以外の引出しを行うと課税扱いとなります。
2)
は、不適切。給与所得者が勤務先から住宅取得資金を借り入れた場合は、通常非課税です。ただし、負担する利息が年1%に満たない場合は、1%との差額は給与として課税されます。
※この非課税措置は、平成22年12月31日までです。
3)
は、適切。リサイクルショップなどで、日常的に使用していたものを処分した場合、買取金額には課税されません。
4)
は、不適切。特別分配金は非課税で、普通分配金については所得税が課されます。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP講座(キーワード検索欄で「1級」と検索) ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●1級FP技能士(学科試験対策)のWEB講座 ⇒ 1級FP技能士資格対策講座(資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】