問8 2011年1月基礎
問8 問題文
国民年金基金および確定拠出年金の個人型年金に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
国民年金の第1号被保険者が国民年金基金と確定拠出年金の個人型年金に同時加入する場合,その者が拠出できる掛金(月額)は,それぞれの掛金を合わせて68,000円が上限となる。
2)
国民年金基金の掛金は,社会保険料控除として,確定拠出年金の個人型年金の掛金は,小規模企業共済等掛金控除として,いずれも所得税の所得控除の対象となる。
3)
確定拠出年金の個人型年金の掛金は,国民年金基金の掛金と同様に,4月から翌年3月までの1年分を前納することができる。
4)
国民年金基金の給付には,「老齢年金」および「遺族一時金」があり,確定拠出年金の個人型年金の給付には,「老齢給付金」,「障害給付金」,および「死亡一時金」がある。
問8 解答・解説
国民年金基金・確定拠出年金の個人型に関する問題です。
1)
は、適切。国民年金の第1号被保険者が国民年金基金と確定拠出年金の個人型に同時加入する場合、掛金の月額上限は、合計68,000円です。
2)
は、適切。国民年金基金は社会保険料控除、確定拠出年金の個人型は小規模企業共済等掛金控除として、いずれも所得税の所得控除の対象です。
3)
は、不適切。確定拠出年金の個人型は、国民年金基金のような前納・追納という扱いはありません。掛け金の引落としが出来ない場合、「拠出がなかった」という扱いになります。
4)
は、適切。
国民年金基金の給付は「老齢年金」・「遺族一時金」、確定拠出年金の個人型の給付は「老齢給付金」・「障害給付金」・「死亡一時金」です。
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