問12 2011年1月基礎

問12 問題文と解答・解説

問12 問題文

一般的な総合福祉団体定期保険に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

1) 総合福祉団体定期保険は,原則として無告知・無診査で加入することができ,役員および従業員を被保険者とすることができる。

2) ヒューマン・バリュー特約は,役員および従業員の死亡等による企業の経済的損失に備えるための特約であることから,死亡保険金の受取人は,契約者である企業に限定されている。

3) 災害総合保障特約は,交通事故などの不慮の事故による災害時に,障害・入院給付金が支払われるが,給付金の受取人は,契約者である企業に限定されている。

4) 加入時においては,役員および従業員本人の同意が必要となるが,保険金請求時においては,被保険者の遺族の了知は特に必要とされていない。

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問12 解答・解説

総合福祉団体定期保険に関する問題です。

1) は、不適切。総合福祉団体定期保険は、役員および従業員を被保険者とすることができ、医師による審査は原則不要ですが、告知は必要です。

2) は、適切。ヒューマン・バリュー特約は、役員・従業員の死亡等による企業の経済的損失に備える特約ですので、死亡保険金の受取人は、契約者である企業に限定されています。

3) は、不適切。災害総合保障特約は、交通事故などにあったとき、障害・入院給付金が支払われる特約で、給付金の受取人は、契約者である企業または被保険者(役員・従業員)です。

4) は、不適切。加入時には、役員および従業員本人の同意が必要で、保険金請求時においては、被保険者の遺族の了知も必要です。
(つまり、会社が従業員に勝手に保険をかけて、遺族も知らないままに保険金を受け取る、ということはダメ!ということですね。)

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