問11-20（資料）　2011年9月実技（資産設計）

＜設例＞
樋口明さん（５６歳）は、６０歳の定年退職を控え、退職後の生活設計を具体的に行いたいと考えており、ＦＰで税理士でもある氏家さんに相談することにした。なお、下記のデータはいずれも平成２３年９月１日現在のものである。

［家族構成］
樋口　明（本人）　：昭和３０年８月　１日生（５６歳）・会社員
樋口　慶子（妻）　：昭和３２年４月２１日生（５４歳）・パートタイマー
樋口　里央（長女）：昭和５９年７月　８日生（２７歳）・会社員・別居
樋口　成美（二女）：昭和６２年６月１５日生（２４歳）・会社員・同居

［樋口家の状況］
・ 明さんは、大学卒業後、現在勤務している会社に就職し、今日に至る。
・ 慶子さんは、短大卒業後、数年間会社員として勤務し、その後、明さんと結婚して、出産を機に退職した。その後は断続的にパートタイマーとして、税法上の扶養家族となる範囲内で収入を得ている。

［樋口家の年収］
・ 明さん　：給与収入　７００万円（税込み）
・ 慶子さん：給与収入　　６０万円（税込み）

［住宅および住宅ローンの状況］
・ 住宅：持ち家（一戸建て）、時価２,５００万円（土地・建物）
・ 住宅ローン：残債７００万円（債務者は明さん、団体信用生命保険付）

［保有金融資産（生命保険等を除く）］ 残高合計１,２００万円（時価）
【明さん名義】
　普通預金：　５０万円
　定期預金：２００万円
　外貨預金：１００万円
　個人向け国債：２００万円
　追加型株式投資信託：１００万円
　上場株式：１５０万円
【慶子さん名義】
　普通預金：　２０万円
　定期預金：３００万円
　純金積立：　８０万円

［生命保険］

（注１）保険金額２,０００万円のうち、終身保険に係る保険金額は２００万円である。
（注２）年金受取人は明さんである。
（注３）年金受取人は慶子さんである。

［その他］
・ 明さんの勤務先には退職一時金制度がある。

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