問2 2011年9月基礎
問2 問題文
独立行政法人住宅金融支援機構の【フラット35】借換融資(以下,「本制度」という)の適用を受けるために必要とされる要件に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。なお,各選択肢において,ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとし,親子リレー返済は考慮しないものとする。
1)
申込時の年齢が65歳未満でなければならないため,申込時の年齢が満68歳の者は,本制度の対象とならない。
2)
年収に占めるすべての借入金の総返済負担率にかかわらず,年収が4,000千円未満の者は,本制度の対象とならない。
3)
融資対象が自己の居住の用に供するものでなければならないため,セカンドハウスの借換は,本制度の対象とならない。
4)
借換融資の対象となる住宅ローンがリフォームローンである場合は,本制度の対象とならない。
問2 解答・解説
フラット35の借換融資に関する問題です。
フラット35の借換融資とは、例えば変動金利で住宅ローンを組んでいた場合、金利上昇リスクを考えて、長期固定金利のフラット35に借り換えることができる制度です。
1)
は、不適切。フラット35の借換融資を受けるには、申込時の年齢が70歳未満であることが必要です(親子リレー返済の場合は70歳以上も可)。
2)
は、不適切。フラット35の借換融資を受けるには、年収に占めるすべての借入金の年間合計返済額の割合(総返済負担率)が、以下の基準を満たすことが必要です。
年収400万円未満:30%以下、年収400万円以上:35%以下
3)
は、不適切。融資対象は、本人が所有し居住する住宅となっているため、セカンドハウス(単身赴任先の住宅・週末用の住宅等で賃貸していないもの)も対象となります。
4)
は、適切。借換融資の対象となる住宅ローンがリフォームのためのローンである場合は、対象外です。
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