問35　2011年9月基礎

筆界特定制度に関する次の記述のうち，最も適切なものはどれか。

1) 筆界は，利害関係を有する所有者同士が合意すれば変更することができる。また，筆界特定書の写しは，隣地所有者等の利害関係を有するものでなければ，その交付を受けることができない。

2) 筆界は，利害関係を有する所有者同士が合意すれば変更することができる。また，筆界特定書の写しは，隣地所有者等の利害関係を有するものでなくても，その交付を受けることができる。

3) 筆界は，利害関係を有する所有者同士が合意したとしても変更することができない。また，筆界特定書の写しは，隣地所有者等の利害関係を有するものでなければ，その交付を受けることができない。

4) 筆界は，利害関係を有する所有者同士が合意したとしても変更することができない。また，筆界特定書の写しは，隣地所有者等の利害関係を有するものでなくても，その交付を受けることができる。

筆界特定制度に関する問題です。

「筆界」とは、土地が登記された時にその土地の範囲を区画するものとして定められた線で、所有者同士が合意しても変更できません。
（筆界は、土地の所有権者等の申請に基づき、筆界特定登記官が外部専門家の意見を踏まえて特定します（筆界特定制度）。）

筆界が特定されると、登記所で筆界特定書が公示（保管）され、利害関係のない人でも、筆界特定書の写しを交付してもらうことができます。

以上により正解は、4)

＜FP対策通信講座＞

●LECのFP講座（キーワード検索欄で「1級」と検索）　⇒　FP（ファイナンシャル・プランナー）サイトはこちら

●1級FP技能士（学科試験対策）のWEB講座　⇒　１級ＦＰ技能士資格対策講座（資格対策ドットコム）

●通勤中に音声学習するなら　⇒　ＦＰ 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら　⇒　月額定額サービス【ウケホーダイ】