問46 2011年9月基礎
問46 問題文
被相続人の生前における相続の放棄と遺留分の放棄に関する次の記述のうち,民法の規定に基づき,最も適切なものはどれか。
1)
遺留分の放棄は家庭裁判所の許可を受ければ生前に行うことができるが,相続の放棄は生前に行うことができない。
2)
遺留分の放棄は家庭裁判所の許可を受ければ生前に行うことができ,相続の放棄も生前に家庭裁判所に申述することで行うことができる。
3)
遺留分の放棄は生前に行うことができないが,相続の放棄は生前に家庭裁判所に申述することで行うことができる。
4)
遺留分の放棄と相続の放棄は,いずれも,生前に行うことができない。
問46 解答・解説
相続の放棄と遺留分の放棄に関する問題です。
家庭裁判所の許可を得ることで、相続の開始前(被相続人の生存中)に、遺留分を放棄することができますが、相続の開始前(被相続人の生前)に相続の放棄をすることはできません。
従って正解は、1)
は、適切。
なお、相続人は相続の放棄をする場合、放棄する旨を家庭裁判所に申述する必要がありますが、放棄する理由は申述する必要がありません。
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