問4 2012年9月実技(資産設計)

問4 問題文と解答・解説

問4 問題文

下記<資料>は、宏明さんが生命保険会社から加入を勧められている個人年金保険の概要である。この個人年金保険の運用利率に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値(最も近い数値)を係数表の「利率(%)」の欄から選び、解答欄に記入しなさい。なお、記載のない事項については一切考慮しないこととする。

<資料>
[個人年金保険(10年確定年金)]
・ 契約時年齢  :35歳
・ 保険料払込期間:25年
・ 年金受取開始 :60歳
・ 年払い保険料 :15万円
・ 60歳時に一時金として受け取った場合の受取額(年金原資):403万円
・ 基本年金年額 :41万円

60歳時に一時金で受け取った場合の積立期間(25年)中の運用利率は年( ア )%、年金受取期間中における年金原資の運用利率は年( イ )%となる。


※係数表の数値は正しいものとする。

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問4 解答・解説

各種係数に関する問題です。

年払いの保険料が15万円で、保険料払込期間が25年間ですから、
払込保険料の合計=15万円×25年=375万円 です。
60歳で一時金で受け取ると403万円ですから、毎年15万円を積み立てながら年利●●%で複利運用した場合、25年後に合計で403万円になった、ということです。

これを計算式に表すと、毎年の積立額×年金終価係数=将来の積立額合計
年金終価係数は、一定期間一定の利率で毎年一定額を積み立てて複利運用したとき、将来いくらになるかを計算するときに使います。

よって、 15万円×25年の年金終価係数=403万円
25年の年金終価係数=26.86666…

資料の係数表のうち、25年の年金終価係数を見ると、利率0.6%:26.88560 が最も近いです。
よって(ア)0.6

次に、60歳から年金として受け取ると、毎年の年金額が41万円ですから、年利●●%で複利運用しながら、10年間毎年41万円を取り崩すための元本が403万円ということです。
確定年金は年金支払期間中、被保険者の生死に関係なく年金が支払われます)

これを計算式に表すと、 毎年受け取る年金額(取り崩す額)×年金現価係数=元金
年金現価係数は、元本を一定利率で複利運用しながら毎年一定額を取り崩す場合、現在の元本がいくら必要かを計算するときに使います。

よって、41万円×10年の年金現価係数=403万円
10年の年金現価係数=9.82926…

資料の係数表のうち、10年の年金現価係数を見ると、利率0.3%:9.83696 が最も近いです。
よって(イ)0.3


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