問1 2013年9月実技(資産設計)
問1 問題文
下記<資料>は、第二子が生まれるに当たって大輔さんが生命保険会社から加入を勧められている学資保険の概要である。第二子が高校3年のときに大輔さんが満期学資金を受け取った場合、積立期間(17年)中の年運用利率に最も近い数値を係数表の「利率(%)」の欄から選び、解答欄に記入しなさい。なお、記載のない事項については一切考慮しないこととする。
<資料>
[学資保険(17歳満期型)]
・ 被保険者の加入時の年齢 :0歳
・ 年払い保険料 :100,020円
・ 保険料払込期間 :17年
・ 満期学資金(A) :1,800,000円
・ 保険料払込累計額(B) :1,700,340円
・ 返戻率(A÷B×100) :約105.86%
問1 解答・解説
各種係数に関する問題です。
年払いの保険料が100,020円で、保険料払込期間が17年間ですから、
払込保険料の合計=100,020円×17年=1,700,340円 です。
満期で受け取った学資金が180万円ですから、毎年100,020円を積み立てながら年利●●%で複利運用した場合、17年後に合計で180万円になった、ということです。
これを計算式に表すと、毎年の積立額×年金終価係数=将来の積立額合計
※年金終価係数は、一定期間一定の利率で毎年一定額を積み立てて複利運用したとき、将来いくらになるかを計算するときに使います。
よって、 100,020円×17年の年金終価係数=180万円
17年の年金終価係数=17.9964…
資料の係数表のうち、17年の年金終価係数を見ると、利率0.7%:17.98615 が最も近いです。
従って正解は、0.7
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