問9 2013年9月実技(資産設計)
問9 問題文
大輔さんは、第二子が誕生したら育児休業を取得することも考えており、休業中の収入などについてFPの加賀さんに質問をした。加賀さんが説明の際に使用した下記<資料>の空欄(ア)〜(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
<資料>(出所)厚生労働省パンフレットを基に作成
●休業中の収入は?
雇用保険の被保険者であれば、1歳(保育所に入所できないなど一定の場合は( ア ))に満たない子を養育するために育児休業を取得した場合に、一定の要件を満たすと育児休業給付金が支給されます。
●支給額は?
支給額=休業開始時賃金日額×支給日数×( イ )(当分の間)
●パパとママともに育児休業を取得した場合には、一定の要件を満たせば、子が( ウ )に達する日の前日までの間に最大1年間まで育児休業給付金が支給されます。
●育児休業期間中は、社会保険(厚生年金保険・健康保険)の保険料について本人及び事業主負担分が免除されます。
<語群>
1.1歳2ヵ月 2.1歳6ヵ月 3.2歳 4.3歳
5.20% 6.30% 7.50% 8.60%
問9 解答・解説
育児休業給付金に関する問題です。
育児休業期間に会社からの給与がない場合、雇用保険から育児休業給付金が支給されます(暫定措置の適用により、支給日数30日当たり 休業開始時賃金日額×30日×50%)。
(本来は40%のところ、暫定措置で50%になっています。)
育児休業給付金の支給期間は、原則子どもが1歳になるまでですが、配偶者が育児休業を取得する等の場合は1歳2ヶ月(パパ・ママ育休プラス制度)、預けられる保育所がないといった場合には1歳6ヶ月になるまで延長されます。
従って正解は、(ア)2.1歳6ヵ月 (イ)7.50% (ウ)1.1歳2ヵ月
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