問13 2013年9月基礎
問13 問題文
「失火の責任に関する法律」(以下,「失火責任法」という)および民法に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) Aさんが,重過失による失火で隣家を全焼させた場合,故意のないAさんには,失火責任法の規定が適用されるため,Aさんは隣家の所有者に対して損害賠償責任を負うことはない。
2) Bさんが,不注意によるガス爆発事故により隣家を損壊させた場合,失火責任法の規定が適用されないため,Bさんは隣家の所有者に対して損害賠償責任を負う。
3) 賃貸住宅に住んでいる借家人Cさんが,不注意による失火で借家を全焼させた場合,失火責任法の規定が適用されるため,Cさんは家主に対して損害賠償責任を負うことはない。
4) 賃貸住宅に住んでいる借家人Dさんが,重過失による失火で借家を全焼させた場合,失火責任法の規定が適用されるため,Dさんは家主に対して損害賠償責任を負うことはない。
問13 解答・解説
失火責任法に関する問題です。
失火責任法では、故意や重大な過失があったときを除いて、損害賠償責任が生じないとしています。ただし、賃貸住宅の場合は、故意や重大な過失がなくても、建物賃貸借契約上「原状回復義務」を負っているため、損害賠償責任が生じます。
1) は、不適切。故意ではなくても重大な過失の場合は、失火責任法の規定が適用されず、損害賠償責任を負うことになります。
2) は、適切。ガス爆発は「火災」ではないとされるので、失火責任法の規定が適用されず、損害賠償責任を負います。
3) は、不適切。賃貸の場合、軽過失でも家主に対する損害賠償責任を負います。このため、賃貸住宅に入るときは、必ずといっていいほど火災保険の話が出てくるわけです。
4) は、不適切。賃貸の場合、軽過失でも家主に対する損害賠償責任を負います。重過失の場合、もし隣家に延焼していると、隣家への損害賠償責任も負うことになります。
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