問10 2014年1月基礎

問10 問題文と解答・解説

問10 問題文

生命保険契約の各種手続等に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。なお,各選択肢の手続において,ほかに必要とされる要件等はすべて満たしているものとする。

1) 保険法により,告知義務は自発的申告義務から質問応答義務へ変更されており,保険契約者または被保険者になる者は,保険事故の発生の可能性に関する重要な事項のうち保険会社が告知を求めたものについて,事実の告知をしなければならない。

2) 失効した生命保険契約の復活手続を行う場合,復活後の保険料は,復活時の保険料率で再計算されたうえで,当該保険料率により算出された失効期間中の保険料総額を一括して払い込む必要がある。

3) 被保険者が死亡し,死亡保険金受取人が死亡保険金の請求をした場合,通常,保険会社に請求書類が到着した日の翌日から起算して14営業日後に死亡保険金が支払われる。

4) 加入している生命保険契約を払済保険に変更する場合,被保険者は改めて健康状態等についての告知または医師の診査を受ける必要があるため,健康状態によっては,払済保険に変更できない場合がある。

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問10 解答・解説

生命保険の契約手続や保険約款上の留意点に関する問題です。

1) は、適切。保険法により、契約締結時の告知義務が質問応答義務であることが明示され、保険金支払に関わる告知事項(持病の有無や病歴など)について、ウソをついてはいけません(事実を告知する)、とされています。
ウソがまかり通れば保険金詐欺がやり放題ですもんね。

2) は、不適切。生命保険の復活とは、契約失効中の保険料・利息を一括して払い込むことで、失効前と同条件の保険契約を継続できる仕組みです。
よって、保険料(保険料率)や契約内容は失効する前と同じです。

3) は、不適切。保険金の支払期限は、常請求書類の到着日の翌日から起算して5営業日以内であることが多いです(約款の規定は各社異なります)。

4) は、不適切。払済保険への変更には告知・医師の審査は不要ですが、後日払済保険に変更する前の契約に戻したい(保険の復旧)ときは、告知・医師の審査が必要となり、復旧部分の積立金の不足分を支払うことも必要です。

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