問5 2014年9月基礎
問5 問題文
企業年金に関する次の記述のうち,適切なものはいくつあるか。
(a) 平成26年4月1日以後,厚生年金基金の新規設立は認められない。
(b) 確定拠出年金の企業型年金加入者であった者が当該制度から老齢給付金を60歳から受給するためには,15年以上の通算加入者等期間が必要である。
(c) 確定給付企業年金では,規約において老齢給付金の受給資格を付与する期間を老齢基礎年金の受給資格期間に準じて25年とすることができる。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問5 解答・解説
企業年金に関する問題です。
(a)は、適切。平成25年の法改正に伴い、厚生年金基金の新規設立は平成26年4月1日以降認められなくなりました(運用実績の悪化や積立不足により財務が悪化した基金が多くなったため)。
(b)は、不適切。確定拠出年金の加入者期間が、合算して10年以上あれば、60歳から老齢給付金を受給できます。
なお、10年に満たない場合は60歳よりも遅れて支給されます(遅くとも65歳から受給可)。
(c)は、不適切。確定給付企業年金における、老齢給付金の受給資格期間は20年以内とすることが必要です。
従って正解は、1)1つ
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