問7 2015年1月基礎

問7 問題文と解答・解説

問7 問題文

フラット35(買取型)に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

1) 年収400万円以上の者がフラット35(買取型)を利用して融資を受ける場合,融資額に係る年間の合計返済額が年収の40%以下でなければならない。

2) 借入れの対象となる中古住宅は,建築確認日が昭和56年6月1日以後の住宅に限られる。

3) 融資率の上限は住宅の建設費または購入価額の10割,融資額については8,000万円が上限とされている。

4) 一部繰上げ返済を金融機関の窓口で行う場合は100万円以上からの返済となるが,インターネット経由で一部繰上げ返済の申込みをする場合は,30万円以上から可能である。

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問7 解答・解説

フラット35に関する問題です。

1) は、不適切。フラット35の融資を受けるには、年収に占めるすべての借入金の年間合計返済額の割合(総返済負担率)が、以下の基準を満たすことが必要です。
年収400万円未満:30%以下、年収400万円以上:35%以下

2) は、不適切。フラット35(買取型)の利用条件の1つとして、建築確認日が昭和56年6月1日以後であること、というものがあり、建築確認日が昭和56年5月31日以前の中古住宅を購入する場合、住宅金融支援機構の定める耐震評価基準等に適合していることの証明書が必要です。

3) は、適切。フラット35(買取型)の融資額は100万円以上8,000万円以下で、平成26年2月以降、融資率の上限は建築費・購入価額の10割までとなりました(以前は9割まで)。

4) は、不適切。フラット35で一部繰上げ返済する場合、毎月の返済日が繰上げ返済日となり、金融機関機関の窓口では100万円以上、インターネット経由では10万円以上から繰上げ返済が可能です。
※平成26年7月より、住宅金融支援機構のWEBサービス「住・My Note」より、フラット35の一部繰上げ返済が可能となりました。

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