問13 2015年1月基礎
問13 問題文
地震保険の保険料に関する次の記述のうち,適切なものはいくつあるか。
(a) 地震保険の保険料は,建物の構造や保険金額等の契約内容等が同一であっても,建物の所在する都道府県によって異なる。
(b) 耐震等級割引(耐震等級3)および免震建築物割引の割引率は,平成26年7月1日始期の契約から50%に引き上げられている。
(c) 平成26年中に地震保険料を4万円支払った場合,平成26年分の所得税に係る地震保険料控除の額は4万円,平成27年度分の住民税に係る地震保険料控除の額は3万円となる。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問13 解答・解説
地震保険に関する問題です。
(a) は、適切。地震保険の保険料は、建物の構造や所在地(都道府県)により異なります。地震による危険度によって建物は2段階・所在地は3段階に区分されており、危険度が高いほど保険料も高くなります(所在地の区分は平成26年7月より4区分から3区分に変更されました)。
(b) は、適切。地震保険の耐震等級割引(耐震等級3)と免震建築物割引の割引率は、平成26年7月1日以降の契約から50%に引き上げられました(以前は30%)。
なお、耐震等級2の耐震等級割引も、20%から30%に引き上げられています。
(c) は、不適切。地震保険料控除の上限は所得税5万円・住民税2.5万円で、所得税では支払った保険料全額が控除され、住民税では保険料の2分の1が控除されます(いずれも限度額まで)。
従って、4万円の保険料を払った場合、所得税では4万円全てが控除されますが、住民税では控除されるのは2万円までとなります(住民税は支払った翌年分で適用)。
以上により正解は、2) 2つ
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