問15 2015年1月基礎
問15 問題文
各種共済に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1) JA共済は,農業に従事していない会社員や個人事業主であっても,出資金を支払い,准組合員になって利用することができる。
2) JA共済の建物更生共済は,火災,台風,地震等の自然災害による損害を保障し,保障期間満了時には満期共済金を受け取ることができる。
3) 全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)が実施する「こくみん共済」の総合タイプは,年齢や性別に関係なく,月々の掛金が一律である。
4) 全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)が実施する「ねんきん共済」は,契約年金額24万円を1口として加入し,年金の種類は確定年金(10年)に限られる。
問15 解答・解説
各種共済に関する問題です。
1) は、適切。JA共済は、農協組合員を対象とした共済ですが、農業に従事していない会社員や個人事業主でも、出資金を払うことで准組合員として加入可能です。
2) は、適切。JA共済の建物更生共済は、台風・大雪・竜巻・地震等の自然災害や、火災や盗難等の事故による損害が保障対象で、保障期間満了時には満期共済金を受け取れます。
3) は、適切。全労済の「こくみん共済」は、複数の契約プランがありますが、総合タイプやガン保障・医療タイプなど、ほとんどのプランが年齢や性別に関係なく、月々一律の掛金です(終身保障や長期保障タイプは、年齢・性別によって掛金が異なります)。
4) は、不適切。全労済の「ねんきん共済」は、契約年金額は1口12万円で、10年・15年の確定年金プランと終身年金プランがあります。
※契約年金額:年金受取期間に毎年受け取れる年金額
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