問17 2015年1月基礎
問17 問題文
国債に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) 平成27年1月25日現在において,新規発行の個人向け国債は,変動金利型は3年満期と10年満期,固定金利型は5年満期の3種類が発行されている。
2) 物価連動国債は,発行後の物価変動率に応じて元金額が増減するが,利子の額は各利払いにおいて同額である。
3) 個人向け国債の変動金利型は,実勢金利に応じて半年ごとに適用利率が見直されるが,適用利率が0.05%を下回ることはない。
4) 個人向け国債の変動金利型は発行から1年,固定金利型は発行から2年は,原則として中途換金の請求をすることができないが,それ以降はいつでも国の買取りによる中途換金が可能である。
問17 解答・解説
個人向け国債に関する問題です。
1) は、不適切。個人向け国債は、変動10年・固定5年・固定3年の3種類です。
2) は、不適切。物価連動国債は、表面利率自体は償還まで一定ですが、発行後の物価変動率に応じて元金が増減するため、受け取る利子額も増減します。
(物価連動国債は、インフレに強い金融商品で、平成27年1月から個人でも購入可能となりました。)
3) は、適切。個人向け国債は、最低金利(年0.05%)が3年、5年、10年物全てで保証されています。
また、変動10年の基準金利は、金融機関が売買する10年固定利付国債の利回りをもとに、半年ごとに見直されます。
4) は、不適切。個人向け国債は、3年固定・5年固定・10年変動のいずれも、発行から1年経過後、理由を問わずいつでも換金可能です。
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