問35 2015年1月基礎
問35 問題文
宅地建物取引業法に関する次の記述のうち,適切なものはいくつあるか。
(a) 宅地建物取引業者が宅地または建物の売買の媒介に関して受けることのできる報酬の額は,当該売買代金の額に応じて,その上限が決められている。
(b) 宅地建物取引業者でない買主に対して宅地建物取引業者が自ら売主となる宅地または建物の売買契約の締結に際して,手付金の額は売買代金の2割を超えてはならないとされている。
(c) 専任媒介契約を締結した宅地建物取引業者は,依頼者に対し,当該専任媒介契約に係る業務の処理状況を,原則として,2週間に1回以上報告しなければならない。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問35 解答・解説
土地・建物の媒介契約と売買取引の手付金に関する問題です。
(a) は、適切。宅地建物取引業法により、宅地建物取引業者が受け取ることのできる報酬(仲介手数料)には、取引額に応じて段階的に上限が定められています。
(b) は、適切。売主が宅地建物取引業者で、買主は宅地建物取引業者でない場合、売主が受け取る手付金の上限は、売買代金の2割までです。
(c) は、適切。専任媒介契約では、専任媒介契約の締結日から7日以内に指定流通機構へ登録し、依頼者に2週間に1回以上業務処理状況を報告する必要があります。
よって、正解は 3)3つ
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