問7 2015年10月基礎
問7 問題文
国民年金基金に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1) 日本国内に住所を有しない者であっても、国民年金の任意加入被保険者となっている者は、所定の申出により、国民年金基金に加入することができる。
2) 国民年金基金の加入員が国民年金の保険料の一部の納付を免除された場合は、保険料の一部を納付することを要しないものとされた月の初日に加入員資格を喪失する。
3) 国民年金基金の加入員が国民年金法に規定する障害等級に該当する障害の状態になった場合は、国民年金基金から障害の程度に応じた障害一時金が支給される。
4) 国民年金基金の加入員が、国民年金の第2号被保険者となるなど、加入員資格を喪失して中途脱退者となった場合は、国民年金基金から脱退一時金が支給される。
問7 解答・解説
国民年金基金に関する問題です。
1) は、不適切。国民年金基金には、国民年金の第1号被保険者のほか、日本国内に住所がある60歳以上65歳未満の国民年金の任意加入被保険者も加入可能ですが、国内に住所が無い任意加入被保険者は加入できません。
2) は、適切。国民年金の免除者(一部免除等含む)と農業者年金の被保険者は、国民年金基金に加入できません。このため、それまで基金に加入していた人が、国民年金の免除者となった場合、保険料を納めなくてよくなった月の初日に加入員資格を喪失します。
3) は、不適切。国民年金基金の給付は「老齢年金」・「遺族一時金」のみですので、障害を負っても給付はありません。
なお、確定拠出年金の個人型の給付は「老齢給付金」・「障害給付金」・「死亡一時金」ですので、障害等級に該当すると、障害給付金が支給されます。
4) は、不適切。国民年金基金は、脱退しても脱退一時金等で掛金が還付されることはありません。(将来年金として支給されます)。
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