問12 2015年10月基礎

問12 問題文と解答・解説

問12 問題文

法人が平成27年中に、契約者(=保険料負担者)を法人、被保険者を全役員・全従業員、保険金受取人を法人とするがん保険(終身保障タイプ)に加入して支払った保険料の経理処理に関する次の文章の空欄(1)〜(3)にあてはまる語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

保険料の払込方法が年払い、払込期間が終身払込みの場合、加入時の年齢から( 1 )までの期間を計算上の保険期間とし、当該保険期間開始の時から当該保険期間の( 2 )に相当する期間(前払期間)を経過するまでの期間にあっては、原則として、各年の支払保険料の額のうち( 3 )に相当する金額を前払金等として資産に計上し、残額については損金の額に算入する。なお、前払期間に1年未満の端数がある場合には、その端数を切り捨てた期間を前払期間とする。

1) (1)105歳 (2)50% (3)2分の1

2) (1)105歳 (2)60% (3)3分の2

3) (1)90歳 (2)50% (3)3分の2

4) (1)90歳 (2)60% (3)2分の1

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問12 解答・解説

法人の生命保険の経理処理に関する問題です。

法人契約のガン保険は、以前は全額損金算入が認められていたため有効な節税商品でしたが、平成24年4月27日以降の契約については、1/2損金ルールへと変更されました。

保険料が終身払いの場合、計算上の保険期間を加入時の年齢から105歳までとし、前半部分(保険期間の50%)である前払期間については、支払保険料の2分の1を資産計上し、残りの2分の1は損金算入します(前払期間における1年未満の端数は切捨て)。
また、残りの期間では、支払う保険料全額に加えて、期間の経過に応じて前半5割で積み立てた資産も取り崩して損金算入します。

以上により正解は、1) (1)105歳 (2)50% (3)2分の1

問11      問13

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