問15 2016年9月基礎

問15 問題文と解答・解説

問15 問題文

地震保険に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1) 地震保険の基本料率は、保険の対象となる建物の構造および建築経過年数により決められており、建物の所在地による保険料の差異はない。

2) 地震保険では、72時間以内に生じた2以上の地震等は、被災地域がまったく重複しない場合を除き、一括して1回の地震等とみなされる。

3) 地震保険では、1個または1組の価額が30万円を超える貴金属や書画、骨董品については、契約時に申込書に明記することにより、保険の対象とすることができる。

4) 地震保険では、保険の対象について生じた損害が全損に該当した場合は保険金額の全額、半損に該当した場合は保険金額の50%相当額、一部損に該当した場合は保険金額の10%相当額が支払われる。

ページトップへ戻る

問15 解答・解説

地震保険に関する問題です。

1) は、不適切。地震保険の保険料は、建物の構造や所在地(都道府県)により異なり、保険料の割引制度として、建物の「免震建築物割引」や「耐震診断割引」等があります。

2) は、適切。地震保険では、72時間以内に発生した2つ以上の地震は、1回の地震とみなされます(被災地域がまったく重複しない場合を除く)。

3) は、不適切。地震保険は、居住用建物と家財(生活用動産)について、地震による火災や損壊の損失を補償する保険で、30万円を超える貴金属・宝石・骨とう品等は、地震保険では補償対象外です(火災保険では契約時に申込書に明記することで補償可能)。

4) は、不適切。地震保険により支払われる保険金は、損害の割合によって3段階に分かれており、全損は契約金額の100%、半損50%、一部損5%で、いずれも時価が限度です。
なお、平成29年1月1日以降の契約では、地震保険により支払われる保険金は、損害の割合によって4段階となっており、全損は契約金額の100%、大半損60%、小半損30%、一部損5%で、いずれも時価が限度です。

問14      問16

  ●無料アプリ版公開中。
  ●学科も実技も完全無料!

  

  ●広告無しの有料版。
  ●広告無しで集中学習!

  

ページトップへ戻る

関連・類似の過去問

この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
ページトップへ戻る

FP対策講座

<FP対策通信講座>

●LECのFP講座(キーワード検索欄で「1級」と検索) ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら

●1級FP技能士(学科試験対策)のWEB講座 ⇒ 1級FP技能士資格対策講座(資格対策ドットコム)

●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座

●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】

ページトップへ戻る

Sponsored Link

実施サービス

Sponsored Link

メインメニュー

Sponsored Link

サイト内検索

Sponsored Link

Copyright(C) 1級FP過去問解説 All Rights Reserved.