問14 2017年9月基礎
問14 問題文
総合福祉団体定期保険および労働災害総合保険に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
(a) 総合福祉団体定期保険は、従業員の遺族の生活保障を目的とした保険であり、法人の役員を被保険者とすることはできない。
(b) 総合福祉団体定期保険契約の締結に際しては、被保険者になることへの加入予定者の同意が必要となる。
(c) 労働災害総合保険の補償の対象となる被用者は、事業主に使用される常用雇用労働者であり、有期契約労働者や短時間労働者を対象に含めることはできない。
(d) 労働災害総合保険は、法定外補償保険と使用者賠償責任保険で構成されており、どちらか一方だけを契約することはできない。
1) 1つ
2) 2つ
3) 3つ
4) 0(なし)
問14 解答・解説
総合福祉団体定期保険・労働災害総合保険に関する問題です。
(a)は、不適切。総合福祉団体定期保険は、従業員や役員に万一のことがあった場合の保険で、所属企業等の退職金規程等において、弔慰金・死亡退職金等の支給対象となる役員・従業員が加入対象者です。
(b)は、適切。総合福祉団体定期保険の加入時には、役員および従業員本人の同意が必要です。
(c)は、不適切。労働災害総合保険は、労働災害が起きたとき、企業が従業員に支払う補償金・賠償金を補償するもので、正社員等の常用雇用労働者だけでなく、パートやアルバイト等の有期契約労働者や短時間労働者も補償対象とすることが可能です(事業主の判断で除外することも可能)。
(d)は、不適切。労働災害総合保険は、労働者災害補償保険(いわゆる労災)の上乗せ補償を目的とした『法定外補償保険』と、民事上の損害賠償責任を負った場合を対象とする『使用者賠償責任保険』の2つから構成されており、両方加入することも、どちらか一方のみに加入することも可能です。
従って正解は、1)1つ
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