第5問 2018年1月応用
第5問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問に答えなさい。
《設例》
非上場会社のX株式会社(以下、「X社」という)の代表取締役社長であるAさん(75歳)には、妻Bさん(71歳)、長男Cさん(48歳)、長女Dさん(46歳)および二女Eさん(41歳)の4人の推定相続人がいる。
Aさんは、所有するX社株式をX社の専務取締役である長男Cさんに贈与して第一線を退く決意を固めた。Aさんは、長男Cさんに事業を承継するにあたり、X社の経営にいっさい関与していない弟Fさん(72歳)が所有しているX社株式を買い取っておきたいと考えている。
X社に関する資料は、以下のとおりである。なお、〈X社の概要〉の「□□□」は、問題の性質上、伏せてある。
第5問 資料
〈X社の概要〉
(1) 業種 電子部品製造業
(2) 資本金等の額 8,000万円( 発行済株式総数160,000株、すべて普通株式で1株につき1個の議決権を有している)
(3) 株主構成
Aさん(本人)100,000株
Bさん(妻) 10,000株
Fさん(弟) 50,000株
(4) 株式の譲渡制限 あり
(5) X社株式の評価(相続税評価額)に関する資料
・X社の財産評価基本通達上の規模区分は「中会社の大」である。
・X社は、特定の評価会社には該当しない。
・比準要素の状況
※すべて1株当たりの資本金等の額を50円とした場合の金額である。
・類似業種の1株(50円)当たりの株価の状況
課税時期の属する月の平均株価 :293円
課税時期の属する月の前月の平均株価 :284円
課税時期の属する月の前々月の平均株価 :261円
課税時期の前年の平均株価 :243円
課税時期の属する月以前2年間の平均株価:235円
(6) X社の過去3年間の決算(売上高・所得金額・配当金額)の状況
(注1)所得金額は、非経常的な利益金額等の調整後の金額である。
(注2)直前期の配当金額(680万円)には記念配当120万円が含まれている。
(7) X社の資産・負債の状況
直前期のX社の資産・負債の相続税評価額と帳簿価額は、次のとおりである。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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