問5 2018年9月実技(資産設計)

問5 問題文と解答・解説

問5 問題文

慎吾さんは、現在自分が加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容を確認することにした。次の記述の空欄(ア)〜(ウ)にあてはまる数値を解答欄に記入しなさい。なお、保険契約は有効に継続しており、慎吾さんは<資料>の保険から保険金・給付金を一度も受け取っていないものとする。また、免責事項に該当する事由はなく、各々の記述はそれぞれ独立した問題であり、相互に影響を与えないものとする。

・慎吾さんが2018年7月に初めてガン(胃ガン・悪性新生物)と診断され、15日間継続して入院し、その間に約款所定の手術を受けた場合、支払われる保険金・給付金の合計は( ア )万円である。

・慎吾さんが2018年7月に糖尿病で10日間入院した場合(手術は受けていない)、支払われる保険金・給付金の合計は( イ )万円である。

・慎吾さんが2018年7月に交通事故により6日間入院し(手術は受けていない)、その後死亡した場合、支払われる保険金・給付金の合計は( ウ )万円である。

<資料1/保険証券>


<資料2/保険証券>

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問5 解答・解説

生命保険の保障内容に関する問題です。

初めてガン(胃ガン・悪性新生物)と診断され、15日間入院し約款所定の手術を受けた場合、保険証券1の医療保険からは疾病入院給付金・手術給付金・生活習慣病入院給付金・生活習慣病手術給付金・3大疾病入院一時金が支払われ、保険証券2の定期保険特約付終身保険からは3大疾病保障定期保険特約・成人病入院医療特約・入院医療特約・ガン入院特約により保険金・給付金が支払われます。
なお、保険証券1の入院給付金は、いずれも入院5日目までは一律支給で6日目以降に1日当たりの支給となりますので、15日間入院した場合は、6日目以降の10日間が入院1日当たりの給付金の支給対象期間です。
また、成人病入院医療特約・入院医療特約とガン入院特約は入院開始日からその日を含めて5日目から支給されますので、入院4日目までは支払対象外です。よって15日間入院した場合は、11日間が支給対象期間です。

よって、ガンで15日間入院し、手術を受けた場合の保険金合計額は、
疾病入院:5万円+日額10,000円×10日間=15万円
手術  :10万円
生活習慣病入院:2.5万円+日額5,000円×10日間=7.5万円
生活習慣病手術:5万円
3大疾病入院 :200万円
3大疾病保険金:100万円
成人病入院医療:日額5,000円×11日間=5.5万円
入院医療   :日額5,000円×11日間=5.5万円
ガン入院医療 :日額5,000円×11日間=5.5万円
合計:15万円+10万円+7.5万円+5万円+200万円+100万円+5.5万円+5.5万円+5.5万円=354万円 となります。

また、糖尿病で入院した場合、保険証券1の医療保険からは疾病入院給付金・生活習慣病入院給付金、保険証券2の定期保険特約付終身保険から成人病入院医療特約・入院医療特約により入院給付金が支給されます。
生活習慣病(成人病)特約の給付対象:ガン、脳血管疾患、心臓疾患、高血圧性疾患、糖尿病
なお、保険証券1の入院給付金は、いずれも入院5日目までは一律支給で6日目以降に1日当たりの支給となりますので、10日間入院した場合は、6日目以降の5日間が入院1日当たりの給付金の支給対象期間です。
また、成人病入院医療特約・入院医療特約は入院開始日からその日を含めて5日目から支給されますので、入院4日目までは支払対象外です。よって10日間入院した場合は、6日間が支給対象期間です。

よって、糖尿病で10日間入院した場合の給付金合計額は、
疾病入院:5万円+日額10,000円×5日間=10万円
生活習慣病入院:2.5万円+日額5,000円×5日間=5万円
成人病入院医療:日額5,000円×6日間=3万円
入院医療   :日額5,000円×6日間=3万円
合計:10万円+5万円+3万円+3万円=21万円 となります。

最後に、交通事故により6日間の入院後に死亡した場合、保険証券1の医療保険からはからは給付は無く、保険証券2の定期保険特約付終身保険からは終身保険・定期保険特約・三大疾病保障定期保険特約・疾病障害保障定期保険特約・介護保障定期保険特約・傷害特約によってそれぞれ保険金・給付金が支給されます。
「三大疾病保障特約」は、脳卒中・ガン・急性心筋梗塞になった際に保険金が支払われますが、死亡・高度障害状態に陥った際は、原因が特定疾病でなくても保険金が支払われる特約です(疾病障害保障や介護保障特約も同様)。

不慮の事故で180日以内に死亡した場合、傷害特約が上乗せされます(災害割増特約も同様)。
災害割増特約:不慮の事故による死亡・高度障害が支払対象
傷害特約:不慮の事故による死亡・身体障害が支払対象(障害の程度に応じて給付)

なお、保険証券2の定期保険特約付終身保険では災害入院特約も付帯されており、交通事故で入院した場合には給付金の支給対象となるはずですが、最下部に以下の記載があります。
裏書事項 :災害入院特約(10年)解約
裏書年月日:2017年8月1日
裏書事項とは、保険証券の記載事項について変更が生じた場合に、変更事項承認の証として保険証券の裏面に所定の事項を記入することです。
従って、本問の保険では、災害入院特約は事故発生日である2018年7月より前に解約済み、ということですね。

よって、交通事故で入院後に死亡した場合に支払われる保険金・給付金の合計額は、
終身100万円+定期1,000万円+三大疾病100万円+疾病障害100万円+介護100万円+傷害100万円=1,500万円 となります。

以上により正解は、(ア)354(万円)  (イ)21(万円)  (ウ)1,500(万円)

問4                問6

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